あの佐世保の事件のお父様の手記を読みました。

なんて悲しい・・・。

ポロポロと涙がこぼれて来ました。

言葉も浮かびません。

彼は自分の娘のことを「空気のような」と
記者会見で話していたと思う。

空気というのは
あってもなくても分からないものではなくて。
あってあたり前で、
でも絶対的になくてはならないもの。

自分の愛する人を突然亡くすこと。
そうそう簡単には受け入れられないでしょう。

せめて時間の経過が御家族の
心を少しでも癒すことができれば・・・
と願います。

この事件とは関係ないですが。
最近私の感じてることです。

人にはさまざまな苦しみがあります。
同じことでも人により
そのうけとめる感覚はそれぞれ違います。

理解できそうなことでも、
その悲嘆や苦しみを
同じ深度で理解したり共有することは
中々困難なことではないかと思います。

でも。

だからといって他人が無力ということではない、とも思います。

悲しみにくれているときに。
ただ一緒に居たり、手を握って過ごすだけでも。
その苦しみを少し和らげることができるのではないでしょうか。
たくさんのことはできなくても。
少しだけでも、ささえてあげられるのではないでしょうか。

その「少し」の想いを集めて、
人は前に進むエネルギーにするのかもしれません。
そうやって
一歩ずつ前進できるのかもしれません。

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